第19回 ARC 東京フォーラム2017

Industry in Transition: Realizing the Digital Enterprise
変革する産業:デジタルエンタープライズの実現

2017年 7月11日(火)、KFC ホール(東京)

企業は、競合やパートナー共々、ビジネスプロセスのデジタル化への取り組みを始めており、プラントにおいても、オペレーション技術(OT)、エンジニアリング技術(ET)、情報技術(IT)の一体化が始まっています。デジタルエンタープライズは、スマートな製品、新しいサービスやオペレーションモデル、新たな製造技術、新しい設計や調達へのアプローチを実現し、利益をもたらします。本年もこのダイナミックな活動をテーマに、業界のキーマンによる議論が展開されます。

  • 如何に破壊的な技術が製品やプラントを変革するか?
  • オープン・ソース・ソリューションが従来のソフトウエアやオートメーション領域に及ぼすインパクトは?
  • 如何にサイバーセキュリティリスクを低減するか?
  • ビッグデータや分析技術とオペレーションの変化は?
  • 次世代生産システム、運転システムへの挑戦

計測自動制御学会 (SICE)のご協賛を得て開催しておりますパネル討論も、2015年から「次世代生産システムへの課題と挑戦」をテーマに新たな議論を展開しております。製造、情報システムおよびオートメーションに携わる幹部の方々には見逃せない機会です。

皆様多数のご来場をお待ちしております。

 

 

プログラム

Session 1: グローバル市場動向とビジョン

9:30 AM

開会挨拶
    
安部 周二 副社長 & ARCジャパン所長

基調講演  「変革する産業: デジタルエンタープライズへの移行」
    
ハリー・フォーブス(Harry Forbes)、ARC アドバイザリグループ リサーチ・ディレクタ

10:05 AM

コーヒーブレイク

Session 2: 新技術戦略

10:35 AM

「IIoT 時代のデータ保護~高可用性インフラストラクチャ構築事例~」(仮題)
     ジェイソン・アンダーソン(Jason Andersen)氏、ストラタステクノロジーズ
(Stratus Technologies) Business Line Management 担当バイス・プレジデント

「講演題目未定」
     講演者未定
、ハネウェル・プロセス・ソリューションズ(Honeywell Process Solutions)

  
「機械レベルにおける状況監視の情報に基づいた工場全域にわたる生産の予測分析」(仮題)
     講演者未定、三菱電機
  

 

12:30 AM

 

 

12:45 AM -1:00 PM




ランチタイム Session: サイバーセキュリティ 対策
「産業用サイバー防御を通じてインダストリ4.0、IIoT を可能にする」
     ビンセント・ターメル(Vincent Turmel)氏(博士)、ベイショア・ネットワークス
(Bayshore Networks) ICS シニア・ディレクタ

Session 3: デジタルエンタープライズ戦略

1:30 PM

「過酷で危険な環境におけるIoT コンピューティング」(仮題)
     講演者未定、デル
(Dell)
  

「Going Digital : BIMの産業化によるプロジェクトの迅速化とデジタルDNAの活用による資産パフォーマンスの向上」
    
アンマリー・ウォルタース(Anne-Marie Walters)氏、ベントレー・システムズ(Bentley Systems)プロセス・資源分野担当インダストリ・マーケティング・ディレクタ

「生産情報融合による生産システムの新機軸~生産サプライチェーンのグローバル化による環境変化への対応~
     佐藤 恵二 氏、 横河電機 
IAシステム&サービス事業本部システム事業センター プラント情報ビジネス開発部部長

3:15 PM

コーヒーブレク

3:45 PM

招待講演: 「ICTで化学プラントはどう変わるのか? 人の役割はどうなる?」
     
松尾 英喜 氏、 三井化学 取締役専務執行役員 生産・技術本部長

Session 4: パネル討論 「情報主導型生産システムへの課題と挑戦」 (計測自動制御学会協賛)

4:15 PM

課題: 「計測システムの開発・発展とIoTの活用による将来の製造設備を展望」

進行および統括:  鈴木 
剛 氏、  SICE 産業応用部門副部門長(前)東洋エンジニアリング (工学博士)

パネリスト: 松尾 英喜 氏、 三井化学 取締役専務執行役員 生産・技術本部長

パネリスト: 佐藤 恵二 氏、 横河電機 IAシステム&サービス事業本部システム事業センター プラント情報ビジネス開発部部長

パネリスト: 藤田 健司 氏、 IHI エネルギー・プラントセクター プロセスプラント事業部プラントエンジニアリング部制御・電気設計グループ部長      

6:00 PM

懇親会 (終了予定 7:30 PM

 

 

 

講師紹介

【Session 1】

ハリー・フォーブス(Harry Forbes)  ARC アドバイザリグループ リサーチ・ディレクタ

HForbes100.jpg【講師紹介】 ハリーはARC で分散制御システム(DCS)市場を担当するリードアナリストである。これに加えて、ユーティリティ事業の経験を踏まえてスマート・グリッド、産業用ネットワーク、ネットワークと通信の標準化の動向、電力業界もカバーしている。市場調査分野には、DCS の統合とアーキテクチャ、スマート・グリッド、スマート・メータ計測、蓄電、産業用無線、産業用イーサネットとネットワーク新技術などがある​。彼の30年にわたる業界経験には、オートメーション、発電、エネルギ管理、モデリングとシミュレーション、高度制御と最適化が含まれる。ARCに参加する以前は、Simsci-Esscor、 Invensys、Foxboro でマーケティング、セールス、エンジニアリングの様々な職種を経験したほか、Detroit Edison Company でパフォーマンス・オートメーション・エンジニアとしての職歴がある。

【講演要旨】 過去5年間のうちに、製造業大手、事業体、国家組織、国際グループがこぞって、長期の活動となることが見込まれるデジタリゼーション、あるいはデジタル変革に着手した。これらの活動の構成要素には何が含まれているだろうか。またそのそれぞれはどう連関しているだろうか。その間に見いだされる共通性は何だろうか。製造業者、サプライヤにとってどういう意味を持つだろうか。これらの問いを議論するために、デジタル変革の概況を説明するところから始めたい。さらにデジタリゼーションが製造業に及ぼす影響と産業オートメーション技術サプライヤに及ぼす影響を詳述したい。

 

【Session 2】

ジェイソン・アンダーソン(Jason Andersen)  ストラタステクノロジーズ(Stratus Technologies)、Business Line Management 担当バイス・プレジデント

JAndersen100.jpg【講師紹介】 ジェイソン・アンダーソンはBusiness Line Management担当バイス・プレジデントとして、ストラタスの経営戦略、プロダクトおよびサービスのロードマップの策定に従事している。IIoT(Industrial Internet of Things)向けのオンプレミスおよびクラウドベースのインフラストラクチャについての豊富な知識を持ち、約20年にわたってハードウエア、ソフトウエア、クラウド製品の市場投入を成功に導いてきた。現在はパートナーと顧客企業の既存の産業オートメーションフットプリントをIIoT 対応アーキテクチャに発展させる活動に重点的に取り組み、インダストリートレンド、課題とベストプラクティスについての幅広いソートリーダーシップ(Thought Leadership)活動を展開している。
     
【講演要旨】 インダストリアルIoT(IIoT)の取り組みで最も貴重な資産は、「もの」によって創出されるデータと分析である。しかし、現在市場に存在する分析ソリューションは氷山の一角に過ぎない。時が進むにつれ、次世代の分析とAI(人工知能)テクノロジーが、生産現場にリアルタイムな意思決定を提供することが可能になるだろう。そしてIIoT の取り組みでは、これら全てのデータがミッションクリティカルなものであり、完全に保護されるべき対象になるだろう。高い保護レベルを“エッジ”にも適用するためには、これまでのデータセンターやクラウドとは異なるアプローチが必要となる。本セッションでは、IIoT の進化とデータの重要性、データ保護の手法、そしてシンプルでセキュアな高信頼性エッジベースソリューションを実現したストラタスの海外導入事例を紹介する。

 

【ランチタイムSession】

ビンセント・ターメル、Dr.(Vincent Turmel) ベイショア・ネットワークス(Bayshore Networks) ICS シニア・ディレクタ

VTurmel100.jpg【講師紹介】 ターメル博士はプロセスオートメーション業界で20年以上の経歴があり、各種プロジェクト、アプリケーションエンジニアリング、製品管理及びコンサルティングを経験する傍ら、10年近くに渡ってサイバーセキュリティ関連の事業に携わってきた。この間、大手企業に対してオートメーションや、制御システムのアーキテクチャに関して、また、合せてそれらをセキュアに保つ方法について助言を行ってきた。彼は、1プラント単位から多拠点にグローバルに展開する企業に至るまで、産業用システムのセキュリティ・アセスメントを手がけてきた。現在は、ベイショア・ネットワークスのICS (産業用制御システム)シニア・ディレクタとして、主に産業系、商業系企業に対して業務運用と企業経営間の重要なリンクのセキュリティ確保を支援している。

【講演要旨】 ICS 設備を産業用インターネットと統合化することで、事業の業績を大きく向上させることが可能になるが、これとともにサイバー脅威とそれに伴う厄介ごとが増加することになる。フォーラムでは、来場者が自社の組織を脆弱な状態から安全な状態へ移行させる手段についてお話したい。それによって、コストの低減や効率性の向上を実現し、地域あるいはインターネット経由の攻撃から産業用フィールド機器を防護し、ローカルのOT/ICS 機器やデータへの第三者による安全でセキュアなアクセスを可能にし、またビッグデータの集計と分析によって運用に可視性と洞察を生成することができるようになる。

 

【Session 3】

アンマリー・ウォルタース(Anne-Marie Walters) ベントレー・システムズ(Bentley Systems) プロセス・資源分野担当インダストリ・マーケティング・ディレクタ

AWalters100.jpg【講師紹介】 アンマリー・ウォルタースは、システムベンダー、システムインテグレータ、石油化学産業のオーナーオペレータにおけるマーケティングとエンジニアリングの経歴を持つ化学エンジニアである。特に、施設運用におけるエンジニアリング情報の価値の確立と、EPC やオーナーオペレータが直面する課題に関する情報技術について取り組んでいる。現在は、グローバル・インダストリ・プロセス、オフショア、天然資源分野を担当するベントレー・システムズのインダストリ・マーケティング・ディレクタを務める。

【講演要旨】 2015年、2016年のARC 東京フォーラムに続いての来日で、持続可能なインフラストラクチャのプロジェクトを遂行し、世界中の既存資産の有効期間を効果的に延長するためにビジネスを変革する最新のテクノロジーの進歩をご紹介する。今回ご紹介するBentley のGoing Digital 戦略は、接続されたデータ環境を通じて、設計・建設から運用に至るまで、エンジニアリングモデルへのオープンでライブアクセス提供を実現する。 BIM を産業化(industrializing)してプロジェクトのスピードと品質を向上させ、エンジニアリングモデル内のデジタルDNA を活用して、資産パフォーマンスの信頼性と安全性を向上させる新たな機会を提供する。

 

佐藤 恵二    横河電機  IAシステム&サービス事業本部システム事業センター プラント情報ビジネス開発部部長

KSato100.jpg【講師紹介】 佐藤氏は1990年横河電機に入社。DCS エンジニアリングに従事したのち、運転支援ソフトウエアパッケージExapilot のソフトウエア開発をリードする。近年は、品質工学に基づいた現場改善のためのデータ解析、コンサルタントに従事し、現在は、様々な生産実績情報をベースとする生産改善ソフトウエアパッケージの開発を推進している。
  
【講演要旨】 サプライチェーンのグローバル化により、生産現場に大きな変化が起こっている。生産の4要素(設備、工程、原料、人)それぞれのバラつきがこれまでにないレベルで増大している。そんな中でも生産の重要KPI であるPQCDS を維持することが要求される。生産の4要素状態をリアルタイムに指標化し、その状態に適合した対応を迅速に実行することにより、PQCDS を高いレベルで維持するための生産システムの要件とその事例を紹介する。

 

松尾 英喜  三井化学 取締役 専務執行役員 生産・技術本部長

HMatsuo100.jpg【講師紹介】 松尾氏は1982年三井東圧化学に入社。プロセスエンジニアとして、プロセス改良、プラント建設等に従事する。2000年よりシンガポールにおけるプラント建設及び運転を担当、また2005年より中国企業とのJVの設立、工場建設、運営に従事。2011年より三井化学生産・技術本部。2017年4月より現職。
   
【講演要旨】 最近のICTの進展は、製造業においても技術革新、変革をもたらす可能性を示している。当社の具体的な取組み事例をベースに生産現場の将来像と、それに伴う人の役割、人材の変化とその課題について提言する。

 

【Session 4】

[パネル討論司会] 鈴木 剛  SICE 産業応用部門副部門長、(前)東洋エンジニアリング (工学博士)

GSuzuki100.jpg 【講師紹介】 1973年 東洋エンジニアリング入社。 プロセス設計部門 (主に石油化学プロセス)、プ​ロセス技術部門 (プロセスシミュレータ、石油化学プラントの省エネルギー改造などを担当)。1985年米カーネギーメロン大学研究員。1986年プロセス技術部門、情報システム部門など (プロセスシミュレータ、トレーニングシミュレータ、APC、プラント改造などを担当)。2003年計装設計部門 (プロセスプラントに付帯するシステム(トレーニングシミュレータ、APC 等を担当)。2008年技術部長 (プロセスプラント付帯システム担当)。2015年東洋エンジニアリング退職。SICE 会員、SICE 計測制御エンジニア。  

 【討論要旨】 近年のデジタルテクノロジーの進展により、センシング・データ収集と処理・データ解析・設計と操業のデータやモデルの統合・人へのプレゼンテーション能力(モバイル端末、 VR、AR 等)が生産現場に変革をもたらす可能性が高まり、サプライチェーンやプラントの操業を次の世代へ進める力があると期待される。生産現場ではこの効果は主に設備保全分野に現れているが、運転分野にも拡大し、それに伴い人の役割・資質も変化することが期待される。本パネルディスカッションでは、

・運転における多量のデータの活用。
・センシング技術の進展と活用。
・IT 機能の向上、シミュレーション技術の向上による教育や予測。
・人の役割、人とシステムの協調。

についてディスカッションし、次世代のプラントの操業について考える。

 

[パネリスト]  藤田 健司   IHI プロセスプラントSBU プラントエンジニアリング部制御・電気設計グループ部長

KFujita100.jpg【講師紹介】 藤田氏は、1984年IHI プラント事業本部エンジニアリング室制御設計部に入社。主に国内LNG ターミナルの計装制御システムの設計、工事及びスタートアップに従事。2013年から現職。

【講演要旨】 国内の発電設備向けLNGターミナルは、建設当初はLNG を受入れ、貯蔵し気化したガスを停止すること無く、発電所に送る非常にシンプルなプラントであった。しかし、発電設備のコンバインドサイクル化による高圧送ガス、複数の発電所向け送ガス、LNG 販売によって設備が複雑化し、最近では、電力・ガスの自由化やシェールガス輸入を背景に、軽質LNG 受入れ、ガス託送、余剰ボイル・オフ・ガス処理などで設備及び制御システムがますます複雑化している。送ガスを止めることなく、複雑化する発電所向けLNG ターミナルの運転と保守及び改造を支援する、訓練シミュレータの必要性について議論する。

[パネリスト]  松尾 英喜  三井化学 取締役 専務執行役員 生産・技術本部長 

[パネリスト]  佐藤 恵二   横河電機 IAシステム&サービス事業本部システム事業センター プラント情報ビジネス開発部部長

 

 

会場

KFCホール (東京、両国)
130-0015 東京都墨田区横網1-6-1
TEL: (03) 5610-5801
 http://www.tokyo-kfc.co.jp/accessmap.html

交通

[地下鉄] 東京都営地下鉄大江戸線両国駅 A1出入口に直結
[ J R ] JR中央・総武線両国駅 東口より徒歩約6分、西口より徒歩約7分

プレゼンテーション形式

フォーラムの進行は、日本語で行います。 なお、英語による講演には、同時通訳を用意しております。 

参加対象者(例)
企業管理・戦略部門、情報システム部門、製造オートメーション部門、プラント管理部門、技術・エンジ ニアリング部門、マーケティング部門などの経営管理者・技術管理者の方々。 

参加要領

フォーラム参加費

1人につき¥70,000 または $700
2017年7月4日までのお申し込みは、早期割引にて50%オフ (¥35,000) の特典があります。 2017年7月5日以後のお申し込みは正規価格となります。
● 参加費には講演資料、昼食代、ビュッフェ・パーティを含みます。
● フォーラム開催1週間前(7月4日)までのキャンセルは、参加費用全額を返却します。それ以後は、原則として50%のキャンセル料が発生します。

登録方法

下記のいずれかの方法で、参加登録ができます。氏名(漢字とよみ)、会社名(日、英)、部署役職名(日、英)および請求書送付先住所をご記入願います。

メール登録:E-mail: ARCjapan@arcweb.com
登録用紙利用による登録: ARC 東京フォーラム事務局まで、E-mail でお問い合わせください。 登録用紙をお送りいたします。

個人情報取扱い上の注意

今回ご登録いただきました個人情報は、下記の目的のみに使用し、その他の目的には使用いたしません。
(1)フォーラム当日の参加者にお渡しする参加者名簿に記載 (日英で社名・所属役職名・氏名)
(2)弊社からの主として電子メールによる、技術・市場動向レポート発行やARCイベントのご案内 

スポンサー・プログラムについて

スポンサー・プログラムに参加し、本フォーラムを業界の皆様との交流の場としてご活用いただくことができます。詳細は、ARC ジャパン・オフィスまでお問い合わせ下さい。  

フォーラムに関する問合せ

ARC 東京フォーラム事務局
電話 04-2991-1685, FAX: 04-2991-1686
E-mail: ARCjapan@arcweb.com