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アナリストの視点
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Title: 制御室のコロナウイルス感染対策
JXTG エネルギーは4月14日付のニュースリリースで、同社川崎製油所に勤務する社員2名に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認され、両名は現在自宅療養していることを明らかにした。広報室によれば、当該社員が所属する部署に関しては、個人の特定につながる恐れがあることを理由に公表していない。従って、感染療養中の社員が、制御室のオペレータであるかどうかは不明である。とはいえ、この報道は、大規模な製油所内でもコロナウイルス感染が発生し、制御室といえども “聖域” ではないことを示唆している。